「新しい伝統」を創る。育陶園とPlant&Soilの新たな企てにご注目!(前編)

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てと、書きたい事が多過ぎて、何から書けば良いだろうか...

 

 

2014年の本日7月4日に僕らはショップをオープンしました。そう、なんだかんだでショップ設立から今日で5周年!いやはや時間の流れはあっと言う間です😊

ショップをオープンする1年以上前から僕は壺屋の育陶園のやちむん(焼き物)に魅了されて、いつか僕たちのショップで商品を展開したい!と切望していました。

当初、アポなし直談判で工房にお邪魔した時はただただ自己都合の熱いキモチをそのままぶちまけてしまって(笑)...300年以上の歴史を持つ育陶園とまだお店すら持っていない僕ら...そんな急な話、そりゃうまくいくわけもなく😂(育陶園の皆さん、その節は大変失礼しました!)

※しかも、その当時、育陶園さんは大きなプロジェクトを進めていたタイミングだったので、ショップをオープンしてもしばらくは育陶園のアイテムを取り扱うことができなかった。。。

 

 

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それでも、時間をみつけては工房にお伺いし、図々しくも相談を聞いて頂いて...🙇

 

 

2016年、念願叶って僕らと育陶園のコラボアイテム「SMOKE STACK」を発売することが出来ましたッ!・・・あの時の感動はこの先忘れることはないでしょう涙!

 

 

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それから、新しいコラボアイテム「RYUKYU POT」をリリースしたり...

 

 

 

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おかげさまで、育陶園のアイテムは今では僕らのショップに無くてはならない存在になりました。

 

僕が育陶園に惹かれた大きな理由は、長い歴史に培われた技術やものづくりのストーリーだけではありません。もちろんそういった要素も間違いなくリスペクトしていますが、一番心が動かされたのは、日夜「新しいやちむんを創ろう」と研鑽を重ねる育陶園の姿勢にありました。これまでのやちむんには見られなかった色やデザイン、そして、今のライフスタイルを意識したカタチ... 昨今のやちむんブームのなかでも特出した革新性が育陶園にはありました!(若造が偉そうに語ってすいません!)

 

 

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だからこそ、僕は育陶園の皆さんとこれまでのやちむんの概念をひょいっと飛び越えるような斬新なアイテムを創りたかった!!

何度も工房へお邪魔し、ワガママにも図々しくも、「こんなコトって出来ませんか!?」と、打ち合わせを重ね続けました!

 

 

 

そして、今、僕らが一番創りたかったアイテムが生れようとしています😃👍

 

 

 

 

 

 

 

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僕らのワガママを親身になって聞いてくれたのは育陶園の7代目を継承する高江洲尚平さん。尚平さんは伝統的なやちむんの世界だけでなく、新たなアプローチを常に考えている方です...個人として、「真空土練鬼(しんくうどれんき)と銘打ったプロジェクトをスタートし、これまでのやちむんの型にはまらない独自の世界観を持ったコレクションを発表しています。

 

そんな尚平さんに相談をさせて頂いたのは今年の上旬...相変わらずのワガママなご相談だったのにも関わらず、「面白そうですね!ソレで行きましょう!」と快く話を了承頂き、、、感謝感謝です!!

 

 

 

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尚平さんの隠れ家(のような工房)に何度もお邪魔して...意見を交わし続けました。

 

 

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育陶園の器やカップ、シーサーの焼き物をご覧になられた方は既にご存知だと思いますが、育陶園の作品はどれもこれも機械が作っているのか、と錯覚するくらいに精巧な仕上がりなんです。でも、実際は(当たり前ですが)全て職人さんの腕一本で最初から最後まで丁寧に作り上げられています。

 

 

 

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土をこねて、ロクロで成形して、乾燥させて、彫刻を施して、化粧を縫って焼いて(素焼き)、そしてそれぞれにマッチした釉薬をかけて、最後にまた焼き上げる(本焼き)。

 

 

 

 

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これがひとつのやちむんが完成するザックリとした一連の流れですが、その行程ひとつひとつに綿密なルールがあります。やちむんの原料となる土には細かい規定があって、定められた県内の土と県外の土を一定の割合でブレンドして生成されています。

 

皆さんは土って、無限にあるように思ってませんか?でも、その答えはNO!

実は2000年代の初頭からやちむんに使用される土の枯渇化が深刻な問題になっているんです。だから、何気なく僕らが普段手にしているやちむんの土は実際はとても貴重なモノなんですよね😳

 

 

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ロクロでカタチを作り、ひとつひとつ丁寧に線彫りを施します。

 

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↑ 6代目当主の高江洲忠さん。忠さんにしか彫る事が出来ないと言われている「魚紋」の線彫り...スピーディーに、そして力強く彫刻刀を振る姿は鬼気迫るものがあります!「一発勝負だからといって、少しでも迷っていたら、魚が生き生きしない。力に任せて彫り過ぎてもダメ。」...そんなことを僕に教えてくれながら、次々と彫り上げる忠さん(惚れます)!!

 

 

 

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次に、釉薬(色付け液)の色が綺麗に出るように、成形し乾燥させたやちむんに化粧土をかけます。

 

 

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北部の安富祖地域で取れる「アフソー」をメインにした化粧土。しっかりと手でかき混ぜて撹拌させた化粧土の樽にやちむんをゆっくり丁寧に落して行きます。

 

 

 

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この化粧かけもスピードが重要!熟練のスキルなくして成功はあり得ません。





そして、お次は...いよいよ今回のコラボ作品の胆となる作業が待っています...

 

 

 

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『ソレ』については(後編)のブログでご紹介させてください♬

 

 

 

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ショップオープンから5周年!お客様、ブランドの皆様、諸先輩方、家族...皆さんから頂いた温かいサポートに応えるためにも、これから更に気合いを入れて頑張ります。

引き続き、Plant&Soil、そして、蔡温ストリートを宜しくお願い申し上げます。

 

 

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アニバーサリーイベント「SAYON CARNIVAL」は7月21日(日)に開催しますので、茂お友達お誘いの上、遊びにいらして下さいね。イベント詳細はまた別途ご連絡致します♬




 

 

Written by ・・・・・・・・・

Plant&Soil Producer/Dan Shinjo.

 

 

 

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